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2023
06.05
Mon
CORPORATE
代々木公園プロジェクトにおけるCOZUCHIファンドの運用期間延長のお知らせ
当社は、代々木公園プロジェクト(以下、「本プロジェクト」)における資金調達を不動産クラウドファンディング「COZUCHI」にて、「代々木公園事業用地(№42)」および「代々木公園事業用地追加買取(№48)」(以下、「本ファンド」)として実施いたしましたが、本ファンドの当初予定の運用期間を延長することとなりましたので、ご報告いたします。
投資家の皆様には、ファンドの延長に関するご心配をおかけしていることについて、心からお詫び申し上げます。
<運用終了予定日>
2023年6月中旬~7月中旬(当初運用終了予定日:2023年6月5日)
※本ファンドに出資いただいている投資家の皆様には、運用期間の延長に対応した、当初想定利回りによる分配を前提としております。
【延長の理由】
本プロジェクトは、当社が所有する土地上の借地権付区分マンションの区分所有者との間で、建て替えに向けた権利調整等を共同事業者とともに進めていくプロジェクトとして開始いたしました。しかし、本プロジェクトを進めていく過程にある、マンションの理事会や権利者との交渉、大手デベロッパー等の買主候補者やファイナンス先との交渉において、共同事業者との共同事業であることが障害となる事象が発生したため、共同事業者との契約を解除することが最善であるとの判断に至りました。本プロジェクトの進行と並行して、共同事業契約の解除及び共同事業者が所有する物件の買取についての協議を重ね、5月末日に一切の共同事業契約の解除、物件の買取及び精算を完了いたしました。しかし、当初想定をしていなかった交渉に時間を要したため、本ファンドの運用期間に大きな影響を及ぼすこととなりました。
その結果、5月末日に一切の共同事業契約の解除、物件の買取及び精算が無事完了することができましたが、一方でファイナンススキームの変更(2023年5月10日にCOZUCHI上でお知らせした2023年5月31日のリファイナンススキーム)が本プロジェクトにとって最適ではない可能性が出てきたため、再度スキームの検証および構築を行うために、ファンド期間を延長する必要があると判断しました。
【今後の予定】
これまでに取得した物件の価格や、現在のマーケット下における大手デベロッパーの購入価格も踏まえると、本プロジェクトは十分に利益獲得ができる案件であると推測しております。
今後の区分所有権の追加買取コストやプロジェクト期間中の運用コストなどを加味し、6月中旬までに本プロジェクトの最適なスキームを決定いたします。なお、本ファンドの最大の延長期間は7月中旬頃となる予定です。
【自己信託の終了】
本ファンドにつきましては自己信託スキームを活用しておりますが、自己信託につきましてはCOZUCHI上でお知らせした2022年6月16日「自己信託スキームの活用について」のとおり、信託設定から1年を経過すると終了することとされております。
そのため、本ファンドにつきましては運用期間の延長により自己信託の期間が1年を超えることとなり、運用開始時に設定した自己信託は終了することとなります。
自己信託スキームにつきましては、不動産投資クラウドファンディングでは活用事例が少なく、今後もより活用しやすいスキームとなるよう「COZUCHI」を運営するLAETOLIと共同して、検討を重ねて参ります。